着工までのお話 その8 【事前診断の結果】
届いた事前診断の結果は、再調査をすれば地盤改良不要との判断が出る可能性が高いとの事でした。
診断結果の根拠として、敷地周辺の過去の調査結果や現地での突き棒での簡易な調査、そして建つ建物の規模等が挙げられていました。
興味深かったのが敷地周辺の過去の調査結果です。
(参考データです。実際の建築地ではありません)
実は最初にSWS試験での調査結果が出た時にインターネットで自宅周辺の地盤の強さマップを見てみた事があります。
(同じく参考データです)
我が家のある住宅地では軒並み軟弱地盤の為地盤改良が必要との判定が出ていました。
ところが事前診断の根拠となっていた敷地周辺の調査結果ではどれも転圧してベタ基礎にすれば地盤改良不要との判定が出ています。
この敷地周辺の調査結果はインターネットで全国地盤サーチとして載っています。そのサイトの運営会社が今回再調査をお願いしようとしている会社なのです。
以前調べた方の地盤マップのサイトの運営会社はまた別の地盤調査の会社になっていて、そこの会社はSWS試験で地盤調査をやっている会社です。SWS試験以外にも大規模な敷地ではボーリング等もしていますが表面波探査法は行なっていません。
これらの地盤マップは自社の地盤調査結果を元に作成されています。その為、同じような場所でも地盤調査の方法によって結果が変わるという事がこの2つのマップを見比べるとよくわかります。どちらも赤色が軟弱地盤を表していますが、SWS試験を採用している会社のマップの方が赤色の表示が多いです。いかにSWS試験が地盤改良の要判定が出やすいかがわかります。
こうして我が家は正式に表面波探査法での再調査をお願いする事になりました。
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