2ニン+ワンHOUSE

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ワンコと暮らす家づくりの記録

キッチンバックセットを考える

昨日現場に行った時にキッチンのバックセットについて家具屋さんと打ち合わせをしてきました。

基本的には既製品を使う我が家ですが、キッチンバックセットだけは唯一造作で作ってもらう事になります。
最初はキッチンメーカーのバックセットで考えていたのですが、やはり使い勝手を考えたらここは造作した方が良いだろうとの結論になりました。

家具図面なんて書いたことも無いけど見よう見まねでなんとか図面を作成しました。
出来上がった図面(正面図)がこちら。

幅が約180cmで奥行が60cmあります。
本当はもっと幅の広いカウンターに憧れていたのですが、スペース的にこれが限度です。
向かって左側に冷蔵庫が来て、右側にパントリーが来ます。
こだわったのは、引き出し部分以外の収納スペースです。ここのスペースを作るために造作にしたと言っても過言ではありません。

一番右側はゴミ箱を置きます。
ここの位置はキッチンの作業スペースの正面になります。
ここに入れるゴミ箱を、最初はKEYUCAのこのタイプのゴミ箱で考えていました。

フタが両開きで開くので上部にスペースがそんなに必要ない為に、カウンター下に置くのにぴったりです。
ただ、容量が一番大きくて27Lのものしかありません。
我が家のある市は基本的には2分別なのでゴミ箱は2つあれば大丈夫です。
でも、容量が27Lだと週に2回のゴミ収集までに一杯になってしまいそうで心配です。

キッチンで使うゴミだけしか入れないのであれば27Lでも大丈夫かもしれませんが、我が家は犬がいるので、旧居ではあまり他の部屋にゴミ箱は置いていなくて、キッチンに置いてあるゴミ箱にまとめて捨てていました。
旧居では3分別だった頃の名残で3分別用のゴミ箱を使用していたのですが、その容量がそれぞれ30Lでした。
3つのうち2つを可燃ゴミ用としていましたが、たまに次の収集日までにゴミ箱がいっぱいになって2つ目のゴミ箱を使うこともありました。
また、たまにゴミを出し忘れたりした時なんかは当然30Lじゃ足りなくなりました。

最初はKEYUCAのゴミ箱を3つ置こうかと考えていました。ですが、奥行が60cmあるカウンター下にKEYUCAのゴミ箱を置くと、奥に中途半端な空間ができてしまいます。
そのくせ3つ並べるので横幅は無駄に幅を取ってしまって他の収納幅が減ってしまいます。

そこで、他に良いゴミ箱は無いかと探していたら、ピッタリのゴミ箱を見つけました。
EKOのゴミ箱です。

自動で蓋が開くシリーズの方が有名みたいです。

こちらのゴミ箱は45Lで、KEYUCAみたいに両開きで蓋が開きます。
サイズも奥行60cmのカウンター下に入れるのにピッタリです。

少々お高いのがネックですが、ゴミ箱なんてそうそう買い換える物でも無いので、耐久性がありそうなこのタイプならまぁ許せるかなと思っています。(夫にはまだ話せていませんが…)

ゴミ箱の横のスペースには、犬のフードを入れるフードコンテナを置きます。

大型犬なのでドッグフードのストック用のコンテナも結構大きくなります。
それを置くスペースをキッチン内に確保できるようにと最初から考えていました。

当初はパントリー部分にフードコンテナを置こうと思っていたのですが、毎日朝晩と2回使用するものだから、なるべくキッチンの真ん中にあった方が出し入れしやすくて良いだろうと考え直してバックセットに入れる事にしました。

奥行60cmのカウンター下に置いた時に、フードコンテナは奥行がそんなに無いので、後ろの余ったスペースにはたまにしか出ない危険物や小型ゴミの保管スペースにしようと考えています。

フードコンテナの上には稼働棚を設置して、そこには犬のオヤツや隣のゴミ箱で使うゴミ袋や新聞紙などをカゴに入れて収納する予定です。
ここに入れるカゴは無印良品のステンレスワイヤーバスケットにしようと思っているので、それが入る幅でこの部分の寸法は決めました。

フードストッカーやカゴの中身はあまり見栄えも良くないだろうから、この部分には開き扉を付けました。

この部分の断面図はこんな感じになります。

これら2つの収納スペースを確保して残りは普通に引き出し収納にしました。
ここに食器やカトラリーなんかを収納します。
もちろん吊り戸棚にも食器は収納します。
我が家はそんなに食器の数も多くないので、多分これだけあれば十分だと思います。

引き出し収納はキッチンのシンクの正面になって、食洗機のすぐ横になります。
シンクの前に立って、食洗機の中にある食器を後ろの引き出しにしまっていけたらかなり楽だと思っているのですが、果たしてそう上手く行くかどうか…。

これらを記載した図面を元に家具屋さんと打ち合わせをして、使用したい面材の品番も伝えておきました。
納期は1ヶ月くらいかかるみたいで、竣工にギリギリ間に合うかどうかってところみたいです。
最悪、引っ越してから取り付けてもらう事になるかもしれません。

ちなみに、このキッチンバックセットの費用は取り付け費や諸費用込みで、当初見積もりに入っていたトクラスの奥行45cmタイプのバックセットより15万円ほど高かったです。

実は工務店とは別に、私の方でもネットでめぼしい家具屋さんを見つけて見積もりを取っていました。
そこの見積もり価格はそこから更に20万円高かったので、今回は工務店でお願いした方が安くなりました。

結果的に既製品から15万円の費用アップとなりましたが、この程度のアップで造作で希望通りのものを作ってもらえるのなら良かったのかなと思っています。




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