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ワンコと暮らす家づくりの記録

【web内覧会】土間収納

web内覧会第7回は土間収納についてご紹介したいと思います。

玄関土間から直接行き来できる土間収納を作りました。
旧居では庭に結構大きめのイナバの物置があったのでアウトドア用品やタイヤなど、大量の荷物がそこに収納できて便利でした。
新居でも、それらを収納する場所は必須でした。

まずは図面から。

土間収納は、そこに収納しているアウトドア用品を車に積み込んだり下ろしたりする事を考えて、ガレージから近い位置に作りたいと思っていました。

ビルトインガレージと土間収納と玄関の位置関係をどうするかが1階の設計の要になっています。
本当はドッグルームもここにくっ付けたかったのですが、間取り上どうしてもうまくくっ付ける事ができなくて離れてしまいました。


土間収納の大きさは、芯寸法で幅が2730mm、奥行きが1365mmで約2.2帖あります。
そこに奥行45cmの棚をコの字型に取り付けました。
右側の棚だけ半分の長さにして、棚が無い部分にスノーボードやスキー板などの長物を立てて収納できるようにしています。

土間収納の設計をしている時にけっこう考えたのが棚板の奥行きでした。
最初は両サイドの棚板の奥行きは60cmにしようかなとも考えていました。
アウトドア用品って結構大きな物が多いので、棚板の奥行きも大きいほうが良いのでは無いかと思ったのです。
ですが、深い奥行きの棚板だと上の方の段の物の出し入れがしにくくなる気がしたので、最終的には全ての棚を45cmにしました。
現状、荷物を入れてみた感じだと、この奥行きでも充分でした。45cmでも結構奥行きが広いです。これが60cmだったら使いにくかった気がします。

ちなみに、土間収納には靴を収納する予定は無いので全て45cmの棚板にしましたが、もし靴を収納するシューズクロークとして使うなら30cm程度の奥行きの棚板が使いやすいと思います。



土間収納内にはFIXのハイサイドライトがあります。

北側の窓ですが、この窓のおかげで日中はちょっと物を取りに行く程度だと電気を付ける必要がありません。

天井には物干し用の吊り金物を取り付けてもらったので、ここに竿を通して濡れたレインコートやタオルなんかを干せるようにしています。
換気扇も付いていて24時間動かしているので湿気や匂いがこもることも無いです。



土間収納からガレージ間は両手に大きな荷物を持って行き来する事も考えて、この間の建具は開け放しにできて邪魔にならない引き戸にする事にこだわりました。

玄関からガレージへの入口

玄関から土間収納への入口

土間収納の入口の引き戸は土間収納のハイサイドライトから玄関内への採光を狙ってガラスの入った物を選んだので、土間収納内の雑多な様子が透けて見えるのでは?と密かに心配していました。
ですが、実際に荷物が入った状態で見てみると案外大丈夫でした。


また、当初は土間収納は玄関ホール側からもアクセスできるようなウォークスルー形で考えていましたが、我が家の間取り的には収納量が減るデメリットしか無かったので、玄関土間側からのみアクセスできる形にしました。
荷物を入れてみるとけっこういっぱいになってしまったので、ウォークスルーにして収納量を減らさないで良かったなと思いました。
我が家の使い勝手的にも玄関土間側からのみのアクセスでも特に不便を感じません。
シューズクロークとしては使用していないのも大きいかもしれません。


この土間収納とビルトインガレージ内の収納で、我が家の外まわり品関係の収納は全て納める事ができました。
おかげで玄関に靴以外の物を置かなくて済むので玄関がスッキリできて良かったです。

あまり広く無い玄関なので、必要最低限の物以外はなるべく置きたく無いものです。玄関のすぐ横に何でも入れておけるスペースがあると助かりますね。
ただ、もっと収納スペースに余裕が出るかと思っていましたが、既に9割以上は埋まっています。

旧居では何でもかんでも詰め込んだだけだったもの達をきちんと整理して使いやすく収納すると、結構スペースが無くなってしまいました。
これ以上はあまり物を増やさないように気をつけなければならないですね。

土間収納は以上です。
次回はフリールームとドッグルームをまとめてご紹介します。





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