2ニン+ワンHOUSE

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ワンコと暮らす家づくりの記録

【web内覧会】寝室

web内覧会第9回は寝室をご紹介します。
今回も写真少なめ文字数多めでお送りしますw

寝室の位置関係がわかる図面を再度載せておきます。

フリールームの南側に寝室があります。
寝室は引き渡し前にベッドを配置してしまったのでベッドが入っている写真しかありません。
この部屋は寝るだけのスペースと割り切って、セミダブルのベッド2つとサイドテーブルとテレビが置ける広さだけを確保しました。全部で約7畳程度です。

天井高さは2階にバルコニーがある関係で2.3mです。
通常の天井高さが2.4mなのを考えと若干低めですが、全く気になりません。
寝室は立って過ごす事も少ないので、個人的には2.2mくらいの高さでも全然問題無いかなと思っています。

フリールームと同じく、寝室も家族しか入らない空間なので、特に凝った事はしていません。
アクセントクロスも無いし、照明も旧居で使っていたシーリングライトを再利用です。
床もフリールーム同様に自分達でタイルカーペットを敷きました。
ちなみにタイルカーペットを敷く前はこんな感じでした。合板を貼られただけの状態です。

窓は南側に引き違い窓と、西側に縦滑り出し窓を2箇所設置しました。

南隣の家が平屋なだけあって寝室は1階にも関わらず陽当たり抜群でとても明るいです。
カーテンを付けていないので毎朝朝日で強制的に目が覚めます。
また、陽当たりが良いおかげで今の季節でも日中は部屋の中が結構暖かいです。
夏になったら暑くなりそうなので、今後カーテンか何かを付けた方が良いかもしれません。

西側の窓は人目に付きにくい場所なので、防犯を考えて人が侵入できないとされている幅250mm幅の窓にしました。
旧居では夏でもほとんどエアコンをかけずに窓を開けて就寝していました。2階の寝室の北と南に窓があったので、その両方の窓を開けていると結構風が抜けて涼しかったのです。
新居では1階が寝室になるので旧居ほど風通しが良く無いとは思いますが、少しでもエアコン無しで過ごせるようにウィンドキャッチを狙って縦滑り出し窓を2か所設けました。
どの程度風が入ってくれるかは、これからの季節で試してみたいと思います。


フリールームと寝室の間は引き違い戸にしました。

片引戸の方が見た目にシンプルで良いのですが、ドッグルームからのエアコン効率を上げるには、左右どちらでも開口できる引き違い戸の方が適していると考えました。いざとなったらドアを取ってしまって大きな開口にする事もできます。

ここの引き違い戸の色は、当初は夫の勧めもあって、廊下からの引戸と同じチェリー色で考えていましたが、ドア2枚分の面積をチェリー色にするには狭いフリールームが余計狭く見えそうなのでドッグルーム入口引戸と同じ色のホワイトオークに変更しました。
これは変更して正解だったと思います。
まぁ、個人的には木目の無いしっくいホワイトでも良かったかなと思いますが、夫が難色を示したので仕方がないですね。


寝室にはクローゼットを設けました。

ファミリークローゼットがあるので、ここには主に寝具と、コートクロークにかけているコートや上着類を夏場にしまう予定でした。
ところが色々予定変更して、今は腰くらいの高さのコミック用の本棚が入っています。
もともと寝室内に置く予定の本棚でしたが、埃の問題と犬にイタズラされないようにとクローゼット内に入れる事になりました。
本棚の上にはこれから棚を作って寝具類を入れる予定です。
コート類はしまう場所が無いので、夏場もコートクロークにかけっぱなしかファミリークローゼットにしまう事になりそうです。

ちなみに、ここの収納は奥行きを芯寸法で682.5mmにする事で扉が両側の壁から凹んだ位置に付いています。
両側の壁と同じ位置に扉を付けると芯寸法910mmで、いわゆる押入れサイズの収納になるのですが、ここに収納する物のサイズを考えた時に、その寸法は不要だと判断して奥行きを浅くしました。
その分扉の前にスペースができるので、収納扉を開けた状態でも使い勝手が良くなります。
寝室はベッドを置いたら最低限の通路幅しかないのですが、扉の位置を控える事でクローゼットの前の部分だけは80cm程度の通路幅が確保できました。

その辺について検討した事はこちらに載っています。


クローゼットの前に天井点検口が付いているのですが、これは図面には書かれていないものでした。
引き渡し前に見に行った時に、いきなり天井点検口が付いていたのです。
驚いて現場担当者に確認したら、ちょうどこの天井裏部分にガスや給湯の配管が来ているので、水道屋さんに天井点検口が必要だと言われたので付けたとの事です。
必要な物なら付けるのは仕方ないにしても、一言確認して欲しかったです。
私にとってはあまりこだわりの無い寝室だから天井点検口が付いていてもまぁ良いかで済みますけど、こだわりのある人なら目立つところには付けたく無いと思うんですよね。
例えばクローゼットの中に付けるのはどうかとか検討したいと思うのです。
その辺の認識が緩いところが、やっぱり残念な担当者なのでした。

そしてこの寝室の天井ですが、実は先日是正工事があって全面クロスが張り替えられました。

寝室の上階部分にはランドリールームがあるのですが、そこに設置しているスロップシンクと洗濯機の排水が寝室の天井裏を通ってドッグルームのパイプスペースまで流れています。
その排水音を軽減するのに音ナインという排水パイプが良いらしいと聞いたので、建築時に通常のものから変更してもらおうとしました。
ですが、工務店側からサービスで遮音シートを巻いておきますよと言われたので、それならまぁ良いかと変更しなかった経緯があったのです。
ところが先日、夫が2階の排水音がやけにうるさいと言うので寝室に取り付けられた天井点検口から確認してみると、排水パイプには何も巻かれていない状態だったのです。
ちなみにドッグルームの天井点検口で確認したら、お風呂とトイレの排水パイプには遮音シートが一応巻かれていました。かなり雑な巻き方ですが。

サービスとは言え、約束したはずの遮音シートが巻かれていないのはさすがにダメだろうと、工務店にクレームを入れる事にしました。
そうは言っても、天井裏に隠された排水パイプにどうやって施工するのかがわからなかったので、ダメ元で言ってみる感じでした。
就寝中に洗濯機やスロップシンクを使う機会はほとんど無いので、無理なら無理でまぁ良いかと思っていたのです。

工務店側が提示してきた案は、排水パイプの近くに天井点検口を設けて、そこから遮音シートを巻く案と、天井を一部切り取って遮音シートを巻いた後に天井を再施工するという案でした。
ただでさえ予定外の天井点検口が付いているのに、もう1箇所追加して1部屋に点検口が2箇所なんて、こだわりが無いとは言えさすがに不細工過ぎて嫌です。
迷わず天井を切り取る案を採用しました。

当初は切り取った部分だけクロスを張り替えると言っていたのですが、結局天井全面を張り替えてもらえたので変な継ぎ目とかもできずに済みました。

そんなわけで先日無事に是正工事が終わったのですが、実は遮音シートを巻いてもそんなに効果は無いだろうと期待していませんでした。
ところが予想に反して効果は抜群で、2階の排水音はかなり軽減しました。
厳密に言うとフリールームの天井裏部分は遮音シートが巻かれていないのですが、排水の縦管が横管に接続する部分が一番音がするので、その部分がある寝室の天井裏部分の配管を巻いただけでも随分効果がありました。

後施工で巻く遮音シートでもこれだけの効果があるくらいなので、遮音パイプとして特化した音ナインを使用していたらもっと効果があるのかもしれません。
2階で排水パイプを使用する際にはこのような遮音効果のあるものを使用する事を是非おすすめします。

途中で話が脱線してしまいましたが、寝室については以上です。
前回のフリールームと同様に、なるべくお金をかけない仕様としましたが、寝室として使うには全く問題無く快適な空間となりました。

次回は階段と2階のホールについてご紹介したいと思います。





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