2ニン+ワンHOUSE

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ワンコと暮らす家づくりの記録

【web内覧会】トイレ

web内覧会第11回はトイレををご紹介します。

我が家は2人暮らしですが、1階と2階にそれぞれ1か所ずつトイレを設置しました。
使用したいと思う時に使えない不便さを考えたら、いくら2人暮らしとは言え2か所は必要だと考えました。

トイレについて検討した内容はこちらになります。

まずは1階のトイレです。
こちらは基本的には家族しか使わないので、必要最低限の機能しかない普通のトイレになりました。
広さもトイレとしては使い勝手に支障のない最小の寸法になると思います。

そしてできあがったトイレがこちら。

リモコンとペーパーホルダー

至ってフツーのトイレです。
夫も地味やなーって言ってましたw

せめてアクセントクロスくらい入れようかなとも思ったのですが、家族しか使わない場所にはなるべくお金をかけないをモットーにしていたので、ベースクロスオンリーで行きました。
床材のクッションフロアは2階のトイレ、ランドリールーム、ウォークインクローゼット、収納庫内で全て同じものを使用しています。
あれこれ種類を変えるとそれだけコストもかかるので、ここは潔く全部同じで揃えました。
更にタオル掛けもペーパーホルダーも仕事関係のツテで無料で手に入れる事ができたので、本当にお金がかかっていないトイレです。


ただお金をかけないのは見た目に対してだけです。
機能的な部分をケチってしまうと普段の掃除やメンテナンスに支障をきたすので、そこはきちんとクリアできるようにしました。
便器はTOTOのピュアレストを選びました。
もっと安いモデルもありますが、綺麗さを保ってくれる機能や掃除のしやすさを考えると、これよりグレードを下げるのは辞めた方が良さそうだと判断しました。

ウォシュレットはアプリコットを選びました。
これも、更に安いモデルもあったのですが、安い方のモデルとの値段差を考えたら機能的にはアプリコットを選んだ方が満足度が高い気がしました。ただ、アプリコットの中でも必要最低限の機能さえあれば良かったので、1番安いランクのモデルを選択しました。

予定ではタンクの上にIKEAのミラーキャビネットを取り付けて、トイレットペーパー等を収納するつもりでしたが、まだ取り付けられていません。下地は入れてもらっているのですが。
使う頻度がかなり少ないので、今のところトイレ内に収納が無くてもさほど不便は感じません。
トイレットペーパーのストックはトイレの隣の物入れに入れているので、ペーパーホルダーのトイレットペーパーが残り少なくなってきたら横の物入れから一つ取り出してペーパーホルダーの上のガラス棚に置いています。
それで事足りているので、このままガラスキャビネットは付けないかもしれません。

トイレの広さについてですが、奥行きが芯寸法で1365mmのトイレは、我が家のように便器の正面がドアの場合は使用する上での狭さを感じることはありません。
便器に座った状態でも前方の圧迫感は感じませんし、前屈みになった時に頭をぶつけるような事もありません。
お客様が使うような見栄えに拘るトイレでなければこのサイズのトイレで充分だと思いました。

ただ、私の実家のトイレが同じく長手方向が1365mmのトイレなのですが、横から入るタイプのトイレなので便器の正面が壁なのです。
その状態ではやや狭く感じるので、長手方向が1365mmの時は正面が扉になるようにした方が良いとは思います。


2階のトイレはお客様が使う事もあるので見栄えが良くなるように心がけました。
まずは図面から。

図面方向で右側の壁が薄くなっているのがわかるかと思います。
通常の910mmの間口のトイレで便器の正面にドアが付いている場合は、手洗い器を付けると出入りの邪魔になってしまいます。
そんな時は壁厚を薄くする事で少しだけトイレ内の幅を広くできるので、我が家と同じようなタイプのトイレで手洗い器を付けたいと思っている方にはこの方法はお勧めです。

もちろん壁を薄くすると音の問題が出てくるので、壁の向こう側がどんな使われ方をしているのかに注意をする必要はありますが。
我が家の場合は壁の向こう側は階段なので音漏れについては気にしませんでした。
あと、壁の中に筋交い等が入っているような耐力壁だと薄くするのは難しい場合もあります。
我が家のトイレも最初はこちら側の壁に筋交いが入っていたので、構造設計に位置の変更をお願いして反対側の壁に筋交いを入れてもらう事になりました。

そんなトイレはこんな感じになりました。
窓があるので日中は電気を付けなくても使用できる程度の明るさがあります。

窓枠から壁までの間が壁を薄くして広くなった分です。
たったこれだけでも結構ゆとりが出ます。

壁を薄くしてトイレ内を広げたおかげで入口のドアと手洗いは干渉していません。

便器は一見タンクレスに見えますが、タンク付きのトイレになります。
こちらはTOTOのレストパルという商品です。
便器の後ろの棚部分はトイレットペーパー12ロールが丸ごと収納できて、他にもサニタリー用品や掃除道具なんかも入れられる大きさです。
トイレ用洗剤も立てたまま収納できる深さがあります。
手洗い器を別に設けるモデルを選んだおかげで大容量の収納が確保できました。
この棚の部分に手洗い器があるモデルだと、この収納部分はありません。

便器の両サイドの後ろ部分も収納できるので、トイレブラシやサニタリーボックスなんかも隠せてトイレ内に余計なものを出さなくて済むので非常にすっきりします。
床の掃除もしやすいです。

お客様も使うトイレということを考えたら、レストパルはとても良い選択だったなと思いました。
本当は便器が浮いているレストパルFが採用できたら更に良かったのでしょうけど、10万円のアップは流石に無理でした…。

後ろの収納棚やカウンターの色を白色にしたので、カウンターが付く側の壁はグレーのアクセントクロスを選びました。

ダークで落ち着いた感じのトイレも高級感があって好きなので、そんな感じのクロスや床材も考えていましたが、白色のカウンターを選んだ時点でそれらの色は合いそうになかったので諦めました。

床材のクッションフロアがなかなか気に入るのが無くて苦労しましたが、まぁまぁイメージ通りのものになったかなと思っています。
明るくて清潔感のある空間になりました。


あとこだわったのが、1階も2階もソフト巾木を使用した事です。
通常の木製巾木だと埃や汚れが溜まりやすいので、トイレのような空間ではなるべく掃除が面倒じゃないものを選びました。

ちなみに我が家ではトイレ、収納庫内、ウォークインクローゼット、洗濯室、ドッグルームでソフト巾木を使用しています。
基本的にはトイレ以外はお客様が入らない場所です。
巾木の掃除って地味に面倒臭いので、見栄えにこだわらなくて良い場所はソフト巾木を積極的に使用しました。
家の中で木製巾木とソフト巾木が混在している事になりますが、そこは全く気になりません。
値段も木製巾木より安いので、使い分けるのはオススメですよ。

トイレについては以上です。
次回は洗面所をご紹介したいと思います。





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