2ニン+ワンHOUSE

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ワンコと暮らす家づくりの記録

住宅ローンを考える 【その2】

住宅ローンの検討の続きです。

借り方が決まったら次はどこで借りるかを考えないといけません。
フラット35を扱っている金融機関は多々ありますが、金利が安いのはやはりネット銀行です。
フラット35の場合は銀行は単なる窓口みたいなものなので、大手銀行じゃなきゃ心配!なんて考えなくても良さそうです。
金利以外は基本的には条件は同じなので、金利の安い銀行の中から探すことにしました。

ここでひとつ気を付けないといけないのは、フラット35を扱っているネット銀行の中でつなぎ融資を扱っている銀行はとても少ないという事です。
通常、工事代金は着工から竣工までの期間のうち、何回かに分けて支払う事になります。
ごくたまに工事代金は最後に一括で大丈夫と言ってくれる太っ腹な建築会社なんかもあるみたいですが、だいたいは3回ぐらいに分けて支払うのが普通です。
工事代金の2/3程度は工事の途中で支払う事になります。
手持ち金でこれらを払えるのなら問題ないのですが、無理な場合はお金を借りなければなりません。これがつなぎ融資になります。

つなぎ融資だけをしてくれる銀行はたぶん無いはずです。基本的には住宅ローンを借りる銀行でつなぎ融資もお願いする事になります。
銀行の住宅ローンの種類によっては住宅ローンを分割で融資してくれる場合もありますが、フラット35は工事完了後に一括融資しかしてくれません。

そんな訳で、フラット35のつなぎ融資を扱っている銀行で金利や諸費用が安い銀行を絞っていったところ、残ったのはARUHI、楽天銀行、優良住宅ローンでした。

まずはARUHI。

フラット35のランキングでもよく上位に名前が上がっています。我が家も当初はここが本命でした。
ARUHIはwebからの新規借り入れの場合は事務手数料が半額になります。
一般的にフラット35の事務手数料は借入額の2.16%のところが多いですが、これが1.08%になるのです。
数千前円のうちの1%って数十万円て事です。
これはなかなか大きい額です。
これを目当てにARUHIで行こうかと思っていたのですが落とし穴がありました。
つなぎ融資をする場合はweb申請はできないそうです。
という事は事務手数料は2.16%のままです。
更にARUHIのつなぎ融資の金利が結構高いのも引っかかりました。
そんな訳でARUHIは本命から外れました。

ちなみにARUHIにはスーパーフラットという更に金利が安いARUHIオリジナルのフラット35みたいな商品もありますが、自己資金が2割以上必要でそれに届くかどうか微妙だったので検討しませんでした。

次に楽天銀行を検討してみます。

楽天銀行の場合はローンの返済口座を楽天銀行にすれば事務手数料が1.08%になります。
ですが、住宅ローンの返済は生活費用口座として使っているメインバンクの口座からしたかったので、楽天銀行の口座は作らない事にしました。
その場合でも事務手数料は1.404%になるので通常よりは多少は少なくて済みます。
更につなぎ融資の金利もARUHIより安かったので、ARUHIよりは楽天銀行の方が条件は良さそうです。
ざっくりと計算した感じだと、諸経費やつなぎ融資の金利の合計金額の差がARUHIより30万円程度安くなりました。

更に優良住宅ローンも検討してみます。

ここは事務手数料もつなぎ融資の金利も圧倒的に安いのがとても魅力的だったのですが、つなぎ融資の条件としてここの金融機関と提携している建築会社の場合しかつなぎ融資はできないそうです。
大手のハウスメーカーなんかだと大丈夫だと思いますが我が家のように小さな工務店では無理でした。

その他に調べてみると、JIO安心ローンと言うものもありました。

これはつなぎ融資だけしてくれるような制度みたいです。
条件に合えばかなりお得な制度だと思うのですが、残念ながらこれまた我が家の場合は当てはまらず…。

結局消去法で残った楽天銀行を選ぶ事になりました。

次回は楽天銀行のフラット35Sで借りることになって実際につなぎ融資が実行されるまでの流れを紹介したいと思います。
慣れないものですから結構右往左往する事があったんですよ…。




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