2ニン+ワンHOUSE

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ワンコと暮らす家づくりの記録

フラット35の審査

フラット35を楽天銀行で借りる事に決めたので、早速楽天銀行に事前審査を申し込みます。
事前審査はwebで簡単に申し込みができました。
審査結果は2、3日ほどでメールが届いた後に、本審査申し込み用の書類が届きます。
我が家の場合は事前審査をかなり早い段階で申し込んでいたので本審査の申し込みまでは少し時間があきました。
契約書が無くてもとりあえず見積書があれば審査は進める事ができるそうですが、最終の工事代金が確定してから借りる金額を決定したかったので契約を交わすまで申し込みをしないでおきました。契約を交わしたのが引越し後だったので、ローンの申し込みも引越し後になりました。

仮住まいに引っ越すまでの間に居住地の市役所や法務局に行って必要書類を揃えておきます。
仮住まい先は居住地から遠いので、引っ越してからわざわざ市役所などに書類を取りに行かなくても良いようにする為です。

ちなみに居住地と借り住まい先は市どころか県も違うのですが住民票は移していません。
行政により判断は違いますが、通常借り住まい程度の期間ならわざわざ住民票は移さなくても大丈夫なようです。
新居が完成すればまた元の市に戻ってくるので、その際の書類の手続き等を考えたら住民票は移さない方が楽に進められそうだと判断しました。

全ての必要書類を揃えて銀行に提出してから1週間ほど経って銀行から連絡がありました。
何点か不足の書類があるので提出するようにと言われたのですぐに揃えて提出する準備をしていました。
その際に返信用の封筒を送ってもらうようにお願いしていたのですが、いつになっても届きません。
おかしいなと思いつつ、別件で銀行の担当者に連絡した時に今後は書類は私の実家に送ってもらうように伝えたのです。
我が家は仮住まいの費用を浮かす為に夫と私の実家それぞれで仮住まい中です。
郵便物の転送先は夫の実家に設定していますが、ローン関係は全て私が把握しているのでローン関係の書類は私の実家の方に送ってもらおうと思ったのです。
ところがそこで問題が発覚しました。
なんと銀行からの書類は転送不要になっているので旧居にしか郵送されないのです。
以前頼んだ返信用の封筒も旧居に届けられていました。
申し込み時の住所(住民票の住所)から変更したい場合は現在居住している場所での公共料金の支払いの領収書を提出するように言われました。もちろん名義は自分達で無いといけません。
我が家はそれぞれ実家に居候させてもらっているわけですから、公共料金の支払いもそれぞれの親の名義で支払っています。
公共料金の領収書が提出できなければ新しい住所に住民票を移してそれを提出するようにと言われました。
要は確実にその場所に住んでいる事が証明できなければ書類は送れないという事です。

居住の証明に転送された公的書類を提出するのではダメなのかと聞いても公共料金の領収書以外は認められませんの一点張りです。
問い合わせた際にポロっと夫と別居中の旨を伝えたら、今回のローンは連帯債務になるので夫と私のそれぞれの居住地での公共料金の領収書が必要とまで言われてしまいました。
さすがにそれはどうかと思ったので、それなら今からでも同居します!と答えておきましたが…。

とりあえず何とかして公共料金の支払い証明を提出しない事には、例え審査が通っても書類を手元に送ってもらう事ができません。
旧居は既に解体が始まっていてポストもありません。
夫がポストだけ置いておいてもらうか?なんて言っていましたが、そんな物騒な事もできません。

苦肉の策として夫の実家の公共料金の支払い名義人を義父から夫に変更する事にしました。
公共料金は電気、ガス、水道、NHKとありますが、調べた感じでは電気の名義を変えるのが一番簡単そうです。
電気の場合は契約名義人と電気料金の引き落とし口座の名義人は別でも問題ないそうなので、引き落とし口座は義父のままにしておいて契約名義だけ夫に変更する事にしました。

ただ、私達の住む地域で使用される関西電力では、支払いが口座振替の時は電気のメーターを検診した結果が伝票になってポストに投函されるだけなのですが、その伝票には住所は記載されません。
お客様番号のみが記載されるのです。


(関西電力 HPより)

これだと、ここの住所で公共料金を支払っているという証明にもならないので恐らく銀行側からはNGが出そうです。
そこで関西電力に電話して聞いてみたところ、希望すれば契約を変更した後に受給契約証明書というものを無料で発行してくれるらしく、1週間程度で郵送してくれるようでした。
ただ、それの発行をするには本人確認で電気料金を引き落とししている口座の番号が必要になります。
契約名義の変更は代理人の私が電話するだけで簡単にできましたが、さすがに引き落とし口座まではわからないので、ここは義母にお願いして電話をしてもらう事にしました。
こうして何とか名義の変更と証明書の発行の準備が整いました。
後は夫の契約名義である事が記された電気の検診伝票があれば大丈夫なのですが、ラッキーな事に次回の検診日は関西電力に問い合わせた日の翌日だったのです。
タイミングがずれていたら1ヶ月近く先になっていたのですから、これは本当にラッキーでした。

結局これらのバタバタが響いたのか関係なかったのかはわかりませんが、我が家が楽天銀行に本審査を申し込んでから審査結果が出るまでには1ヶ月半ほどかかりました。
途中GWを挟んでいたのも影響したのかもしれませんが、通常1〜2週間程度で審査結果が出ると言われていただけに、結果が出るまではヤキモキさせられました。

当初の予定では6月1日に着工予定だったので、1回目のつなぎ融資である着工金に間に合わせなければならないという焦りもありました。

楽天銀行はネット銀行で窓口が無い代わりに金利や手数料が安くなっているのですが、急ぎで担当者と連絡を取りたい時には結構イライラさせられる事も多かったです。
我が家の場合、ローンの事は全て私しか把握していないのですが、ローンの代表名義人が夫になっているせいか担当者は毎回夫の携帯に電話をしてきます。何度、今後は妻である私の携帯に電話してくださいと伝えても夫にかけ続けます。
しかもたいていかけてくる時間は夕方の6時過ぎとかで、夫は仕事中で出られない事が多いのです。
たまたま夫が電話に出られる時は私にかけるように相手に伝えたら私にかかってくるのですが、出られなくて着信が残っている時は夫は私にLINEで楽天銀行から電話があった事を伝えます。
ですが、既に電話受付の時間は5時で終わっているのでかけ直す事もできないのです。
結局次の日にかけ直す事になります。
しかも代表の電話番号しかないのでやたらと待たされます。長い時には10分以上待たされる事もあります。
こんな時、窓口で対応してもらえるともっとスムーズに行くんだろうなぁと思う事が何度もありました。
何か質問があっても毎回繋がりにくい電話をかける事に躊躇してしまいます。
自分で臨機応変に調べたり時間の余裕が無いと窓口の無いネット銀行で住宅ローンを借りるのはなかなかに大変な事だと思いました。

思いがけず審査の事だけで長くなってしまったので続きは次回で。
次回はつなぎ融資の実行までの流れをお伝えしたいと思います。




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