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ワンコと暮らす家づくりの記録

建具の寸法確認、とちょっと愚痴 【DAY 71】

内部建具の寸法確認で現場に行ってきました。
建具が入る部分の寸法を実際に測って、入れる予定の建具が納まるかどうかをチェックします。
昨日は私の会社で打ち合わせでも良いとか言ってたけど、現場の寸法を測るのなら現場に来なきゃ行けなかったのでは?
よくわかりませんが、とりあえず私も一緒に付いて回ってチェックしました。

現場にはPanasonicと神谷の販売店さんがそれぞれ来られていました。
神谷の建具を採用したことが無い工務店と棟梁に神谷の担当の方が施工方法を説明してくれていました。
わかりやすいようにこんなサンプルまで持って来てくれています。
建具が取り付けられる天井の納まり部分のサンプルです。

懇切丁寧に説明してくれていたのでありがたかったです。
初めて神谷の建具を採用する工務店向けに今までに何回も説明してるだけあって、アウェイ感漂う中で棟梁や工務店側からの質疑にもこなれた感じでスラスラと答えています。
その様子を見ていて何となく胸がスカッとしました。
普段から棟梁や工務店がやった事の無い事をやってもらおうと思っても、棟梁に普通はそんな事はしないとか納め方がどうとか言い込められて、ちょくちょくこちらが折れる事がありました。
施工が難しくて施工不良になるくらいなら、なるべく慣れた方法でやってもらう方が良いと思って折れてはいるものの、私が経験豊富ならもっとバシッと言えるのになぁなんてモヤモヤしていた事が、今回神谷の方に代わりに晴らしてもらったような気分になりました。

神谷の方の説明を受けて、通常の建具と施工の順番が違うとかでワーワー言ってたみたいですが、何とか方法を見つけてやってくれるようです。

建具の寸法は、所々図面の寸法が間違っていたり納まらなかったりして変更する箇所がありました。
一部、図面と違う方法で施工されているところがあって、そのせいで建具が納まらなくてオーダー加工が必要か?と慌てた場所もありましたが、何とか既製寸法のままで納まりそうでホッとしました。

その他にも直接建具屋さんと話せたおかげで前から懸念していた事等も全てクリアになったので、今回の現場確認に同席できて良かったです。

そうそう、建具と言えばこれまた愚痴になるのですが、先週の土曜日に自宅にいる時に現場の担当から電話がかかってきて、ドッグルームに入れる予定の2枚連動片引き戸が図面に書いているような向きでは取り付けられないと棟梁が言っていると言ってきました。
ここの部分の引戸です。

ここの引き戸は、戸が取り付けられるドッグルーム側から見た時に左側の戸が手前に来るようになっています。
棟梁が言うには、通常は右側が手前にある建具しか無いから既製品ではこんな建具は無い、オーダーになるとかなんとか。
いや、そんなはずは無いだろう⁉︎と思いつつも確信は持てなかったので、確認してまた連絡しますと伝えて電話を切りました。
慌ててネットでPanasonicの建具のカタログを調べてみたら、こんな感じで載っています。

ここに載っている姿図は右側が手前になっていますが、注釈に【図は全てL勝手(左勝手)】と書いてあります。
と言う事は右勝手もあるはずです。
常識的に考えて、開き勝手が一方向しか無い建具なんておかしいですよね。
一応裏は取ったので、この画像を担当者にLINEした上で電話で伝えました。
すると、とりあえず了解しましたが、確実にモノがあるかどうかをメーカーに確認しておいてくださいと言われました。
えっ!それって私の仕事なの?とモヤッとしましたが、それくらいは大した手間でも無いので週明けに確認する事を伝えて電話を切りました。
結局、その30分後に「今調べたら、Panasonicで右勝手はあると思います!」と連絡がLINEが入りました。
……最初から調べてから電話して来んかーい‼︎
イラッとした出来事でした。

似たような話で階段の折れ曲り部分を30度と60度に割っている部分についてもメーカーでは作れないのでは?と棟梁に言われて電話してくる事もありました。
きっと今まで30度の3枚割付か45度の2枚割付しかした事が無いのでしょうね。
いやいや、概算見積の時点で既に既製品のボックス階段で姿図を作って見積書を作成してもらっておりますが…。
これらの内容って私に電話してくる前にメーカーなり工務店の社長なりに確認するべき事なんじゃ無いの?とイライラ。

とにかく現場の担当者がまだ若いせいか、棟梁の言いなりみたいな感じで、棟梁がこれは無理!と言うとそのまま私に伝えてくる始末なのです。
工務店の社長はなるべく私の希望に沿うように努力してくれるのですが、現場がこんな感じなので無駄にアセらされる機会が増えて仕方がありません。
棟梁も自分の経験だけで何でも決めつけて来るのがなぁ…。舐められてる気がしてなりません。
この場合、現場担当者が悪いのか棟梁が悪いのかよくわかりませんが、願う事はただひとつ。

早く木完が来ないかなぁ…。




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