【web内覧会】ビルトインガレージ
雨に濡れずに乗り降りしたり荷物を積み込めるように、玄関から直結のビルトインガレージを作りました。
ビルトインガレージについて検討した記事はこちら。
再度ガレージ部分の間取りを載せておきます。
乗り降りや荷物の積み込みが楽にできるように、ガレージはゆとりのある広さとしました。
ビルトインガレージを作られる人の中には自分の車を鑑賞できるようにとおしゃれに作ったり室内からクルマが見られるようにと窓を設置したりする場合もありますが、我が家の場合はガレージとしての機能の他には作業場、倉庫としての用途として使う事しか考えていなかったので、デザインよりも機能性メインで考えた場所になります。
そんなガレージがこちらです。
ガレージ全体を撮った入居前の写真がこれしか無かった…(汗)
これだと広さもなにもわからないですねぇ。
ガレージの床は当初の見積もりの時には防塵塗装で図面に記載していたのですが、減額調整で塗装無しになりました。
ところが、現場が始まって早々に工務店側からサービスで防塵塗装しますとの申し出がありました。
実はこのガレージの部分を資材置き場にしていたのですが、床が汚れるから最後に塗装する事にしたらしいです。
今思えば最初から養生しておけば良かったのでは?とも思いますが、防塵塗装費用は結構値段が高かったので無料でやってもらえてラッキーだと思う事にします。
既に車を停めている場所のタイヤ部分が少し剥げてきていますが、無料で塗られたものだと思うと全く気になりませんw
壁は当初はEP塗装で考えていましたが、これまた減額調整でクロス貼りになりました。
一応ハードタイプのものを選んでいますが、半屋外的な場所であるガレージで使うので、今後剥がれたりしてくるかもしれません。
なるべくガレージ内に湿気を溜め込まないように気を付けようとは思っています。
ガレージ奥の部分は排気ガスがかかって汚れやすいので濃い色のクロスをチョイスしています。
ベースクロスも真っ白では無くて汚れの目立ちにくいベージュ色を選びました。
ちなみにガレージのクロスの色は夫が選んでいます。今回の家づくりで、唯一夫が選んだものになります。
ガレージ内は南側に付けたハイサイドライトのおかげで日中は電気を点けなくてもそれなりに明るいです。
ガレージの出入口は2カ所。
一つは玄関への入口です。
ガレージと玄関の土間部分では34cmの段差があるので、上がりやすさを考えると一段分だけ階段状に段を設ける必要がありました。
その段をガレージ側に作る方が施工的には簡単なのですが、ガレージ内の行き来の邪魔になりそうだったのと、玄関への戸の開け閉めがしにくくなりそうだったので、玄関内に段差を作りました。
一段の高さが17cmで、段差部分の踏み面の奥行きも広めに取っているので、玄関とガレージ内の行き来がストレスなくできます。
もう一つの出入口はシャッターです。
このシャッターについては設計時に悩んだだけあって色々と書きたい事があって長くなりそうなので、次回にまわします。
ガレージ内には2カ所、収納棚を作れるスペースを作りました。
ガレージ奥の部分はタイヤ置き場になっています。
ここはタイヤが置けるようにと、収納スペースの奥行きを深めに取ってあり、有効で75cm程度確保しています。幅は120cmです。
予定していたよりもタイヤラックが小さくて横のスペースに余裕ができたので、今はタイヤ以外にも脚立なんかも置いているようです。
(雑多でお見苦しくてすみません…)
収納部分の奥行きが深いので、大きめの物が置けて便利そうです。
もう一つはガレージの出口すぐの場所で玄関への入口の横です。
このスペースは奥行き45cm、幅120cmあって、夫がDIYで棚を取り付けました。
ガレージでよく使う工具や、頻繁に車に積み込んだりするような物を置いています。
一番下には密閉式のゴミ箱を置いて、犬のウ◯チをここに捨てています。
その横は段ボールやゴミの一時置き場としていて、ゴミの日にはガレージのシャッターを開けたらすぐに外に捨てに行けるのでとても便利です。
ガレージ内の設備としては、換気扇とスロップシンクと外部コンセントを設置しました。
換気扇は当初は排気ガス対策で有圧換気扇の大きなものを計画していましたが、我が家ではガレージ内でエンジンをかけ続ける事も無いので普通の天井扇のみに変更しました。
雨で車が濡れた時やガレージ内の匂いが気になる時に動かしています。
特に排気ガスが籠もっている感じも無いので、今の換気扇で十分だったと思います。
スロップシンクはガレージの設計時に夫から付けて欲しいと言われて付けました。
適当にTOTOの安いものを選んだので小さいタイプになったのですが、汚れたものを洗ったりする使い勝手を考えたら、もう少し深いタイプにすれば良かったかもしれません。
ランドリールームで使っているスロップシンクが深さがあってとても使いやすいので、それと同じものにすれば良かったかも…。
外部コンセントはガレージの奥の壁に付いています。この位置は設計時に夫に希望を聞いて決定しました。
電気屋さんとの打ち合わせ時には、ここのコンセントは雨もかからないので外部コンセントにしなくても普通のコンセントで防塵シャッター付きのものにした方が安くなるからと言われたので、じゃあそれで。となっていたのですが、結局外部コンセントが付いていました。
相変わらずいい加減な電気屋さんです。
最後に、ガレージ内の広さはどんな感じかと言うと…。
現在は半分物置き状態になっているので壁際に物が置かれてゴチャゴチャしていますが、運転席側のドアを開けたらこんな感じになります。
普通にドアを開けて乗り降りできます。
助手席側は運転席側よりも更に広いので、乗り降りするのも荷物を抱えて行き来するのも余裕です。
もちろん、車の後ろも充分にスペースがあるので、バックドアを全開にして荷物の積み下ろしもできます。
年末にガレージの中に車を入れた状態でタイヤ交換もやっていたので、ガレージのスペースとしては充分な広さが確保できたのでは無いかと思います。
実は設計時に、減額調整で家の床面積を減らそうと試みた事があります。
その時に、このガレージ部分の間口を455mm縮める事になっていたのですが、ここを縮めるとガレージの使い勝手が悪くなると思って面積を減らす事は断念しました。
その判断は間違っていなかったようです。
芯寸法で3640mmの間口のガレージはとても使いやすいガレージになりました。
ビルトインガレージの全体的な紹介は以上です。
次回、シャッター編に続きます。
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