2ニン+ワンHOUSE

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ワンコと暮らす家づくりの記録

玄関ドアを変更

予定していた玄関ドアが廃盤になっていました。

YKKapのスマートドア ヴェナートで考えていたのですが、4月に断熱玄関ドア ヴェナートD30というシリーズに変更されたそうです。
ほとんどのデザインはそのまま受け継がれているので我が家が予定していたドアのデザインもあったのですが、問題なのはサイドに付くFIX窓です。
玄関に窓が無いので少しでも明るさを確保するように片袖FIXタイプのドアを選んでいたのですが、我が家の玄関の入口の間口は狭いので、片袖FIXの入隅タイプを選んでいたのです。
通常の片袖FIXより幅が10cm小さくなります。

ところが、ヴェナートD30のシリーズには片袖FIXの入隅タイプの設定がありません。このサイズにしたい場合はオーダー品として製作されるそうです。
という事は余分にお金がかかります。
せっかく玄関ドアのデザインをシンプルなものに変更して減額したのに、ここでまた増額するのは考えものです。

そこで、いっその事片袖FIXは辞めて玄関ドア単体で採光を取れば良いのでは?と考え直しました。
窓付きのドアは値段が高くなりますが、片袖FIXにするよりは安くなります。
玄関内部の納まりも通常の幅の玄関ドアにした方が良さそうだったので、片袖FIXは辞めて窓付きの玄関ドアに変更する事にしました。

まず候補に上がったのはこのタイプです。

このタイプは窓の大きさが大きいので明るくはなりそうです。ですが、窓の付いている位置が取っ手の反対側になります。
玄関ドアに窓を付ける目的は採光をとる他にももう一つ、玄関ドアの前に人がいる気配がわかるようにしたいとの思いもありました。ドアの向こうに人がいるのがわかれば、いきなり開けてぶつかる心配がありません。
それを考えた時に、このドアのデザインだと、窓の前には立たないのでわかりにくいかなと思いました。

また、我が家の玄関ポーチの作り上、この位置に窓があってもポーチの奥になって、あまり採光は望め無いような気がします。
やっぱり窓を付けるならドアの取っ手側に無いと意味が無いなと考えました。

ただ、防犯の為だと思うのですが、取っ手側に大きな窓が付いているドアはありませんでした。取っ手側に付いているのはどれもスリムなスリット窓ばかりです。

そんな中でデザインが好みだったのはこのタイプでした。

でもこのドア、デザインは良いのですが、ガラスがブラックガラスなのです。これじゃぁ採光は厳しそうです。
でも、他のデザインのドアはどれも見た目がイマイチで好きになれません。
いくら外から見えないからと言って、毎日出入りする度に見る玄関ドアが好みじゃ無いデザインなのはガッカリです。
散々悩みましたが、例えブラックガラスでも全く窓が無いタイプよりも少しは明かりが入るだろうし、ドアの向こうに人がいるのくらいはわかるだろうと判断して、このデザインを採用する事に決めました。

デザインが決まれば次は色です。
カタログを見た感じではキャラメルチークかガナッシュウォールナットあたりが良さそうな感じです。

ドアのデザインも含めて実物を見ておこうと思ったのでショールームに見に行って来ました。
ショールームにはちょうど採用予定のドアのキャラメルチークが置いてありました。

実物を見てみると木目が若干チープな感じがします。色味も思ったより黄色い感じ?
一方ガナッシュウォールナットは木目がリアルで良い感じです。

ドア単体で見たらガナッシュウォールナットの方が好みですし、採用予定の床タイルともしっくり馴染みます。

ですが、玄関ポーチや玄関内の暗さ、その他の要因などを考慮した結果、我が家の玄関ドアは明るめの色のキャラメルチークで行く事にしました。
ちなみにブラックガラスはガラスの向こうの人影くらいは確認できそうな感じでした。

紆余曲折あった玄関ドアですが、結果的には費用も抑えられたし玄関内の納まりも良くなったので良かったかなと思います。玄関は暗くなったけど。
ただ、ドアの色だけは前のシリーズにあったラスティックウッドが良い色で木目も良い感じだったので、この色が今回採用できなかったのは残念でした。




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