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ワンコと暮らす家づくりの記録

着工までのお話 その7 【地盤調査の再調査⁉︎】

砕石パイル工法での地盤改良の見積もりが出てくるまでの間に、会社の人から地盤調査の方法についての新たな情報を聞きました。
戸建て住宅を何度か設計している設計事務所の方から聞いたそうです。
その方が採用している、表面波探査法という地盤調査の方法だと地盤改良が不要の判定が出やすいとの事。SWS試験ではどうしても地盤改良が必要との判定が出やすいので不要な地盤改良をする事が多いそうです。
もともと私も今回の判定には疑問を持っていたのでその話に興味を持ちました。
我が家の敷地は地表から1.8m付近までに軟弱地盤があり、それ以降は頑丈な地盤になっています。我が家のある場所は60年以上前に分譲された古い住宅地です。特に埋立地でも造成地でも無い平坦な住宅地なので、人工的な盛土がされた感じでもありません。今まで60年間何の問題も無く建っていた旧居を考えると、新たに木造2階建て程度の軽い建物を建てるのに地盤改良が必要なほど軟弱な地盤とは思えませんでした。
これは地盤調査をしてくれた会社が調査結果の改ざんをしたとかでは無く、SWS試験はその調査方法の特徴からどうしても不利側に調査結果が出やすいのだと思います。明らかに頑丈な地盤以外は地盤改良が必要だと判断されるのです。また、地盤調査を行う会社が大抵地盤改良工事も行うので余計に地盤改良の判定が出やすい気がします。
そんな風に思っていただけに地盤改良をする事にどうも気が乗らなかったのですが、違う地盤調査の方法だと地盤改良が必要なくなるかもしれないと聞いて、再調査を検討してみる事にしました。ちなみに表面波探査法の調査費用は6万円程度です。
とは言っても、もし再調査をしたところで結局地盤改良が必要との判定が出てしまったらこの6万円は無駄になります。ただでさえ地盤改良費50万円以上が追加で必要な上に6万円も…。
ここは悩みどころでしたが、再調査をせずに地盤改良をした場合は絶対に後で、あの時再調査をしていたら地盤改良が必要なかったかも…と後悔すると思ったので、思い切って再調査をお願いする事にしました。

早速表面波探査法を実施してくれる調査会社に電話で問い合わせをしてみたところ、今ある地盤調査結果と建築予定の建物図面と敷地の場所があれば表面波探査法で再調査をする価値があるか事前に診断してくれるとの返答がありました。もちろん事前診断は無料でやってくれます。
この提案はとてもありがたかったです。明らかにやっても無駄との判断が出れば6万円を追加で支払わずに地盤改良に前向きになれます。
こうして事前診断をお願いしてから2日後、事前診断の結果が届きました。



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