2ニン+ワンHOUSE

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ワンコと暮らす家づくりの記録

外壁を考える

昔から憧れるのは白いお家でした。
まっ白な漆喰の壁のお家って本当に素敵ですよね。

(画像はお借りしました)

シンプルですっきりとした外観が好みなので、我が家の外壁も白い塗り壁にするのが理想でした。
でも、コストやメンテナンスを考えた時に湿式の壁は敷居が高くて採用できませんでした。仕上がりが左官業者の腕に左右されると言うのもネックでした。

そんな訳で我が家の外壁はサイディングです。しかも建築家住宅ではまず採用されない窯業系サイディングです。(まぁ、我が家は建築家住宅と言うほどの立派なものでも無いから良いのですが…)

同じサイディングでもガルバリウム鋼板の方が意匠的にはカッコ良いので採用したかったのですが、ガルバリウムの外壁は黒以外はあまりカッコ良いとは思えず、選ぶなら黒一択。

(画像はお借りしました)

でも我が家のように道路や敷地の狭い古い住宅地では黒いガルバリウム壁の家を建てる勇気がどうしても持てなかったので、ガルバリウム外壁は見送る事になりました。

さて、窯業系サイディングを採用するにあたって一番の残念ポイントはあの目地です。パネルとパネルを繋ぎ合わせるところにできるシーリングの目地が建物の意匠を一気に残念にしてしまいます。

(画像はお借りしました)

更にシーリング目地は外壁パネルに比べて寿命が短いので定期的に打ち替えの必要があります。高耐久のものを使えばそれなりに長持ちするそうですが、それでも15年〜20年に一度は打ち替える必要があります。その時に足場を組んで全ての目地を打ち替えて…とする費用は少なくとも数十万円はかかるでしょう。
また、目地は外壁に比べて汚れや変色が目立ちます。暗い色の外壁や目地ならまだマシかもしれませんが、私が好きなのは白いお家なので、白い外壁に黒ずんだ目地が目立つような事になるのは耐えられません。

そこで我が家はシーリングレスのサイディングを採用する事にしました。
シーリングレスのサイディングは一般的に使われるようになってからまだそんなに歴史が長くないので、将来的にどうなるのかは少し不安ですが、目地が許せない私にとってはこれ以外の選択肢はありません。
費用は通常のサイディング(ケイミューの光セラ程度)に高耐久目地を使用した場合に比べて30万円ほどのアップでした。

シーリングレスと言えどもサイディングの継ぎ目には薄っすらとラインが入るので、そのラインが目立たないように格子状のデザインのものを選択しました。

外壁ははっきり言ってどんな感じになるのか全くイメージが掴めていないので、一番の不安要素です。
シーリングレスのサイディングで少しでも理想に近い、白いシンプルなお家が建ちますように。




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